愛好家たちの声
#17
牧野 弘生
EYEVAN 7285 TOKYO
表参道地区統括
アクセサリー店にてキャリアをスタートさせたのち、2年後にアイウェア業界へ。現職のアイヴァンでは本拠地である表参道地区を統括する傍ら、店頭に立つことも。
気鋭のアイウェアブランド・アイヴァンの表参道地区統括を務める牧野さんは、ヴィンテージウォッチの愛好家でもある。希少な時計の数々を普段使いする彼に、ピュリファイタイムを試していただいた。
人の時計が汚れていて気になるということはないんですが、自分のはなるべくキレイに保っていたい。眼鏡と時計は汚れているとスッキリしないんです。
職業的な役得というか(笑)、店舗にある眼鏡のメンテナンス用器具を使って、ブレスレットの洗浄をしたり、風防の簡単な傷取りくらいはやっていますね。ケース研磨はしませんし、ヴィンテージでは絶対ダメですから傷のケアをするのは風防。僕が持っているものはほとんどがプラスチック風防で、まだパーツもあって最悪交換もできるので、くすみとかも気になったら取ってますね。
普段から着けていると当然ケースやブレスレットにも傷が入りますが、ヴィンテージに関してはそれも味だと思ってます。今はこのデイトナと、ルイ・カルティエコレクション初期のサントス、それからパテック フィリップの3796をメインで使っていて合計4本を所有。ヴィンテージは出会いとタイミングなので、正直、手に入らずに悔しい思いをしたこともたくさんあります。僕はちゃんと使うから余計、時計に気持ちも入るんです。
時計はあまりたくさん持ってるとつけないものも出てしまって、機械の状態にもよくないですからMAXで5〜6本に抑えてます。眼鏡と一緒で、ローテーションで着けた方が長持ちしますし、気に入ったものを厳選して、なおかつ状態もキレイだと気持ちも上がりますよ。
えっ、めっちゃ汚れ取れますね! 特に金の時計はすごく効果が分かりやすいかも、、。ポリッシュされてるベゼルのエッジ部分とか、ピカピカな上に艶も出てきてます。えー、スゴい。キレイにしてる方だと思ってたのでショックですが、これはドンドンやりたくなる! ヴィンテージがモダンになったような、イメージが変わるほどキレイになりましたね。
ヴィンテージのゴールドってくすみが出てきて、なかにはシミのようになってしまうものもあります。ピュリファイタイムはコーティングもしてくれるということなので、そういうものに効果を発揮しそうですね。僕のサントスがさらに輝きましたから(笑)。それに帯電防止機能が入っているのもいい。これは、普段僕らのお客様にもおススメしているのですが、眼鏡のレンズにも帯電防止を付けられるのです。何がいいかというと、ホコリの付着を和らげることができてレンズに傷がつくことを防いでくれます。知らない方も多いですが、レンズにホコリが付いたまま布で磨くと、細かい傷の原因になるんです。僕が持っているヴィンテージ時計みたいに、プラ風防だとそういうことが原因で傷ついたりもするので、日頃からこのクリーナーで掃除しておけば対策になるかもしれません。